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Never Overweight Anymore 一生モノのダイエット鉄則:痩せたい人は食べなさい

Updated: Jan 16, 2023


「やせたい人は、食べなさい」覚えていますか?この衝撃のフレーズを。


これは、もともと1980年に出版されて話題を呼んだダイエット本 (今はアップデート版があるようです)。かなり昔なので私でさえもあまり知らなかったりするけど、要は「脂質抜きダイエット」= 徹底して油を抜き白米を食べて痩せるコンセプトが当時は新しくブームになったみたいで。また、著者である鈴木その子さんの、一度見たら忘れられないインパクトのルックス(ググってみて下さい)もあり、TV とかにも頻繁に出演されていたようです。


この「脂質抜き」ダイエットは今でも一般的に効果のあるダイエットの1つとされていて、特にアスリートやボディビルディングのプロが、体重を絞る戦略として紹介されることが多いです。もう一つ人気の、逆に低糖をうたうケトジェニックダイエットと正反対ですが、共に効果のあるダイエットとして人気があります。人気のダイエット本はだいたい抵糖質か、低脂質のどっちかのアプローチです。


どちらのダイエットをやるかは、自分の生活が糖質抜き(で場合によっては脂質を増やす)が向いてるか、あるいは脂質抜きのほうが楽か?で決めれば良いと私は思います。でも、運動をどれだけするか、現状の体質、脂肪率、血糖値など考えてスタートする必要があると思います。また、細胞膜とかは脂質であったり、ホルモンなどの脂質によりバランスが変化することを鑑みると、脂質を徹底的に抜くのは、個人的には長期でやらない方がよいとは思うかな。。。(ちなみに、精神的な疾患がある場合などはむしろケトジェニックがよいという医学的見地が米国ではあります。もともと肉や脂をよく食べる欧米では、炭水化物中心に食べるダイエットはあまり主流ではないです。


いずれにせよ、ダイエットをする際に、絶対に忘れてはいけないのが「タンパク質を食べないとダメ」であること。脂質であれ糖質であれ、カットするカテゴリーはあっても、筋肉や肌、神経伝達物質などの素となるたんぱく質を抜いたら絶対ダメとなっています。タンパク質の利点については次回お話します。


最悪なのが、単に食事を食べないこと。戦略ナシでカロリーを減らすことは、クリスマスとお正月のあとに最もやりがちな事だと思うのですが、最もベネフィットがないのがわかっていますので要注意。(体重をまず減らす必要のある超肥満体の場合を除く。) かたや、戦略的 Intermittent Fasting = プチ断食は全然アリ。でもこれには具体的な時間間隔、ファスティングを終わるときに食べる順番、量、そして運動や基本的に気をつけるべき点がいろいろ細かくあります。ダイエットは身体にストレスをかける行為です。断食していきなり炭水化物を爆食いして血糖値や胃腸に悪影響を与える場合もあるし、ちゃんと自分にあったダイエットとやり方は、プロに相談すのも手かなと思う。


私は個人的に、もともと白米大好きっ子ではなく、海外生活でもお米が恋しくなったりしたこともないタイプなので、糖質抜きが圧倒的にやりやすいためケトジェニックにチャレンジしました。そしたら、かなり効果も感じた(マイナス3㎏)ので、ときどきケトジェニックを実行中。たんぱく質はしっかり量を食べているから体重は増えません。(逆に炭水化物ばかりをたっぷり食べたクリスマスでは1㎏増。)でも少しくらい増えても焦らず、自分なりのコントロールの仕方を掴んだ感じがしていて、なんかもう、太らない食べ方を一生手に入れた気がしている今日この頃。


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