個人ページのほう で一般的なサプリの話をしたのですが、反響もあったのでアンチエイジング戦略として、もっとサプリを深掘ってみようと思います。
良く聞かれるのが、
アンチエイジング的に言うと何のサプリ取ればいいの?
という、一言では説明しづらいとーっても深いご質問を、よく頂きます。
本題に入る前に、ちょっとひとこと。
日本には、サプリメントアドバイザーという資格があるようです。
10万円くらい払って勉強し試験に受かったら一般の方でも(誰でも)取れるもの。
あと、NRサプリメントアドバイザーという専門家(栄養士やヘルスケア従事者)向け資格もあり、しかし両方、資料をみると厚生労働省や消費者庁のしもべ!ってくらい、日本の規制に関するお題目が多く、そもそもの栄養やサプリの基礎知識は通り一遍、最新のリサーチをもとにアップデートされていない印象です。
このグローバルな時代、「学習の総仕上げとしてサプリメントビジネスの先進国アメリカへの視察旅行を行います」と言っている箇所もあって...ずっこけました。視察..って...。
日本の消費者はもうすでに iherb でフツーに海外サプリを買ってます。いろんな Youtubers達がいろんなサプリを推奨してる昨今、今から米国に「視察」に行き「へーこんなサプリもあるんだ?」って発見しても、実際、日本の人々のお役にはたてません。それだったら、米国のリサーチをすぐサマリーにして発信するDAIGOをみたほうが情報は早いです。(科学を武器にする彼の発言がすべて「いつも正しい」訳ではありません。科学は日進月歩しますので。)
これを踏まえて。。。アドバイザーの言うこと、NHKなどの「公的情報」に振り回されてしまいませんか? 芸能人やTVでゲスト出演する医師がこの成分は良い!っていうと買っちゃっていませんか?(TVの場合、番組スポンサーへの忖度がされているので尚更たちが悪いと、私は個人的に思いますが。。。)
でも、個人個人で本当に全然違う、我々のカラダ。体質、体調、食事、運動、ストレス、全ての要素が個人の「そのときの体調・栄養状態」に影響します。しかも週や日によって違ったりするので(特に生理のある女子は週によりホント、違いますよね)、ややこしい。
じゃあ。。。どんなふうにサプリ選んだら良いの?
ずばり、真実は、「サプリをとる」ことを前提にせず、まずは、自分にとって不要なもの、要らないものを取り除いていくこと。「足し算」前提でものごとを見るのではなく、引き算前提で考えること。これだけで要らないサプリに投資せず無駄使いしなくて済みます。
そして、たばこ、お酒、夜遅い時間のごはん、過食、外食、おやつ、甘い物。運動不足。
過度のカフェインやストレス。これらを見直すこと。サプリをあれこれとっても、これらの基本ライフスタイルをケアできないでいたら、せっかくのサプリも無駄と、私は言い切ります。それくらい、日々の生活が大事かと。
「すでにヘルシーな食事、運動を欠かさず、ストイックな生活をしてます!」って方には、まずは自分のカラダの状態がその生活を反映しているか、血液検査で客観視、可視化をおすすめします。更に、食事ノートなどのツールで自分に足りていないだろう栄養素を導き、そのうえ、それらを普段の食事で摂れるか検討し、だめな場合、アンチエイジングのゴール設定にもとづき、最低限のサプリを「足す」のが良いかと。
おすすめは、US Andy Galpin Ph.D.(アンディガルピン博士)の5分ビデオ「どのサプリ選ぶか決断プロセス」。 Supplement Decision Tree
(残念ながら英語版しかないのですが)
これによると、上記とほぼ一緒。できるだけ「足りない栄養素」を食事で摂るようにしてみる、見てみてください!
次回、私はどんなプロセスでサプリを選んでいるかを説明します。参考になれば!
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